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撃った気がする光線銃

今までの光線銃にはなかった、マズルフラッシュと着弾の様子をLEDで再現することで撃っている感じを飛躍的に高めた光線銃です。

撃った気がする光線銃?

今回のアソビノタネは、バンダイナムコ研究所の遠山茂樹さんが発案・製作した”撃った気がする光線銃”についてお伺いしていきます!撃った気がする光線銃とは一体どのような物なのでしょう…?普通の光線銃とは何が違うのか、とても気になりますよね。早速ですが遠山さん、よろしくお願いします。

遠山茂樹さん(以下遠山):はい、よろしくお願いします。今回お見せする”撃った気がする光線銃”はこちらです。実際に動いているところを見てもらうとわかりやすいかもしれません。

遠山:銃口から本当に炎が出ているように見えるでしょ。これが実に気持ちがいいんですよ。

ほんとだ!炎が出ているように見えるし、撃った感じも良く出ていますね。遠山さんは、
なぜこの光線銃を製作しようと思ったんですか?

遠山:僕は昔から光線銃が好きだったんですね。任天堂の光線銃SPとかトミーのサバイバーショットとかレーザーマグ44とか。BB銃や銀弾鉄砲と違って弾が減ったり拾いに行かなくて済むので面倒が無くていいし、部屋の中で撃ち放題なところがいいんですね。大好きなおもちゃでしたが、所詮電球が光って的に当たると何かが起きる程度の物。音はするけど空中は光が飛んでいるだけで、物体が飛んでいるわけではないので、迫力があるわけではないんですね。
映画を見ていると、銃を撃つと銃口から大きな炎が出て反動で銃口は持ち上がります。弾は火薬から大きなエネルギーを得て音速を超えて標的に飛び的を破壊します。これが銃を撃つということ。このエネルギー感と、空中を飛んで射撃から時間差で的に当たる感じがいいんですね。これを何とか実現したいと昔から考えていました。この時間差が結構重要なんじゃないかと考えるようになりました。


鍵はエネルギー感と時間差

確かに銃は撃って終わりではなく、引き金を引いてから着弾まで一連の流れがありますもんね。でも、その仕組みをどうやって光線銃で実現したんですか? 

遠山:初めは銃の銃口付近にプレ イヤーに向けて銃身の先を光らせるLEDを付けて、それと銃身にレンズとLEDを仕込んで的を光らせる仕組みを入れ、それを電気回路で時間差で光らせようと思っていました。つまり銃が光って時間差で着弾点が光って弾丸飛行を直感的に感じさせるわけです。でも、銃身が光るのは不自然だし、どうせなら炎が出たみたいに光った方が迫力がある。初めは超音波加湿器で煙を出してそれをLEDで発光させようかとも思っていましたが、そんな早いレスポンスで超音波加湿器は動きませんでした。

当初の想定案ではなかなか上手くいかなかったんですね。とは言え撃った感じを表現するにはとても大切な要素だと思うんですが、どのようにしてこの課題点を解決したんですか? 

遠山:まったく別の方法で銃口の先に射撃時の炎(マズルフラッシュ)を映し出す方法を考えました。原理はものすごくシンプルです。おもちゃなのでこのあたりは簡単な方法が好まれます。下の図をごらんください。

遠山:透明なアクリル板で出来ている反射板がミソです。銃身はこのアクリル板を境に前後対象形で出来ています。銃の後ろのマズルフラッシュ発光部が発光すると、反射板で反射して人の目には銃口の先5cmの辺りの空中に浮かんで見えることになるわけです。銃身も前後 対象に出来ているので銃口や照準もちゃんと陰になって矛盾無く炎が銃口の先に見えることになります。

なるほど!ミラーに反射させて炎がそこにあるように見せたわけですか。銃身が特徴的な形になっているのにも理由があったんですね。

遠山:そうなんです。この炎がある事がものすごく大切なんです。光った瞬間が弾丸が飛び出したその瞬間なのでここは出来るだけ派手に光った方がいいんです。そして着弾点用のビーム集光レンズ装置のLEDをマズルフラッシュと時間差を作って発光させると、あたかも飛んで着弾したかのような錯覚が楽しめる事になります。
そうと決まれば次はCADで設計して3Dプリンターで試作していきます。時間も無いので着弾表示ユニットから設計していきながらどんどん3Dプリンターでビルドし組み立てていきます。ビルドに時間がかかるのでその間に次の設計をします。こういうときひとりでやっているのでどんどん進めます。頭の中に大体の設計があるのでね。えへへ。

遠山:タイミングのコントロールは僕がいじれる唯一の組み込みPCのイチゴジャムを使っています。今回はサイズを小さくしたいので基板は使わずにICをそのまま内蔵して空中配線で仕上げます。

この配線作業は大変そうですね…。

遠山:僕は配線をきれいに作るのが苦手で、試作なのでとりあえず動けばいいやとか思っちゃうんですね。配線は結構スペースを食うのでよく考えて作らないと配線取り回しのスペースがなくなります。今回も実はきつきつでした。組みあがってからプログラム変更できるようにグリップの下にコネクターを付けて、ここにモニターとキーボードを付けてプログラムを書き換えられるようにしています。

組み上げたあとからでもいろいろ調整できるというわけですね。

遠山:そうなんですよ。あとから良いアイデアを思いつく事が結構あるので、その時のために調整できる余地を最初から作っておくことが試作においては非常に重要なんです。僕は考えてから図面を引いたりするんじゃなく、思いついたら考えながら作るので、後から閃くことが本当に多いんですよ。その方が面白いものが短時間で作れたりします。銃物は握って撃ちながら調整するのが1番感じがわかるので、組みあがってからいじれるようにしています。

紆余曲折を経て完成したものがコチラ!

遠山:LEDは3Wの物を放熱板をつけずに光らせています。光らせるのは1/100秒ほど。きわめて短時間なのでLEDも熱くなる時間が無いのです。光らせる間隔もこのときにプログラムでいろいろ調節していい感じになるように試行錯誤しています。いろいろいじってみて正解はひとつしかありませんでした。適当ではダメでしたね。やってみるまでわからないものです。試作めちゃめちゃ重要でしたね。

遠山:この動画を見てわかりますが、銃口で光る炎が丸いのもなんだかそれっぽくありません。それに反射板も、もう少し下まであったほうが炎が見切れなくて良さそうです。

遠山:そうなんで す。そこでもうちょっと改良。反射板をもうちょっと下まで。そして発光部分にギザギザのマスクを付けてみました。

遠山:なんかそれっぽく手を上げて反動のフリをしていますが、どうでしょう。銃口から炎が出ているように見えませんか?!それに壁に映った着弾が時間差で現れるのもいい感じで射出感を出してます。これに発射音や射撃の振動を加えたら完璧ですね。壁に映る着弾も 瞬間的ですが明るく残像として残るので、着弾点がはっきりわかって、気持ちがいいんですね。実際に光以外何も飛び出さなくても気持ちのいいものが出来ました。

確かに撃ってる感が断然違ってきています。今回の発明は他にどのような応用が出来るのでしょう?

遠山:おもちゃの銃関連だったら何でも。形状が特殊なのでSFの方が合うかな。ゲームのコントローラーにも応用が出来るかも。ゲームセンターのゲームとかにも使えそうだと思います。いろいろ応用できそうです。炎の表現の仕方、着弾タイミングとか結構効果的でしたからね。

色々な活用方法がありそうですね!このギミックを持った光線銃でサバイバルゲームが出来たら迫力あるゲームが展開が出来そうです。

遠山さん、本日はありがとうございました。
また面白いものが完成したら見せてくださいね!



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(C)BANDAI NAMCO Research Inc.

コメント

  • ロット
    ロット
    スパムとして報告する ロット 本格的なおもちゃ銃ですね!将来的になりきりDX玩具の技術にも活用できそうです!

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