この商品は、アソビのタネです。
皆さまからの応援で商品として発芽するかも!?
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森スプーンと森フォーク

子供たちがキャンプなどの野遊びで自分で作るスプーンとフォークです。お子さんでも簡単にブッシュクラフトを体験できます!

森スプーンと森フォーク?!


10月になるというのに秋の気配が感じられなかった9月下旬、またまたバンダイナムコ研究所の遠山さんが何かを発明されたと聞き、asobiza取材班は早速お話を伺いにいってまいりました!今回は森スプーンと森フォークとのこと…。一体全体どんなものなんでしょうか?!


遠山さん、本日もよろしくお願いします。早速なんですが今回発明された”森スプーンと森フォーク”とはどういったものなのですか?

遠山茂樹さん(以下遠山):はい、よろしくお願いします。まぁ、発明というほどではないんだけれど、”森スプーンと森フォーク”は子供たちがキャンプなどの野遊びで自分で作るスプーンとフォークです。自分で作るといっても持つ所に使う枝を捜すだけなんですけどね。

自作するスプーンとフォークなんですね。今までasobizaで紹介してきた発明とはまた毛色の違う感じがします。でも、なんだかとても面白そうです。今回の発明のきっかけは何だったんですか?

遠山:いろいろとアイデアを広範囲に考えていた時にパッと思いついちゃったんですね。たーくさん考えたアイデアのうちのひとつなんですが、このアイデアを思いついた時、楽しそうに枝探しをしている子供の表情が浮かんでしまって、これは実際に作って試してみるべきと思ったわけです。




なるほど、確かにお子さんがはしゃいでいる様子が思い浮かびますね。そもそもどうしてこのアイデアを思いついたのですか?

遠山:僕はもともとアウトドアが好きなんです。バーベキューやキャンプは、自然の中にいることでとても癒されるし、ちょっとした料理も美味しいです。なにより自然に囲まれることで冒険心が刺激されリフレッシュできるんです。
 
そんな野外活動の中でブッシュクラフトという遊びがあるんです。これは落ちている木の枝や葉っぱ・石・岩など自然の物を使ってテントを作ったり、かまどを作ったり、タープのポールにしたり、ランタンスタンドにしたりと野趣あふれる遊びでとっても楽しいんです。大人用のブッシュクラフト製品として柄のないフライパンやスコップなんかも売られています。木の枝の先をナイフで削ってフライパンなどに差し込んで使うんですね。柄が無い分荷物も少なくなり、使い終わったら柄を抜いて焚き火で燃やせるなど合理的で格好の良い趣味でもあるんですよ。でも、ナイフを使ったりする必要があるので大人の趣味なんですよね。

そこで”子供でもブッシュクラフトを体験出来て、自然にも興味を持ってもらうことは出来ないものか”と考えたのがこの企画なんです。ブッシュクラフトの最初の一歩ですね。木の枝って面白い形状や色味のものが多くあるので、お気に入りの枝を見つけ出せれば世界で1本だけの道具が完成し愛着も湧きます。


確かにそうですね。お子さんが自然の中で目一杯遊びおなかを空かせても”枝を探さないとご飯が食べられない!”となると一生懸命に枝を探しそうですね。

遠山:そうなんですよ。探さない者、食うべからずというシステムです(笑)嫌でも探しますよね。折角のキャンプ、自然を十二分に満喫しろという親からのプレッシャーをやんわり楽しそうに表現しています。

プレッシャーを楽しい遊びに転換しているんですね(笑)

遠山:そうなんです。僕はいつもアイデアを考える時に、それを楽しむ人の気持ちがどう動くかを想像しているんです。その物がどう影響を与えてどんな感じになるのか。このアイデアを思いついた時、頭の中の子供たちがみんな笑顔だったんですね。物としては柄のないただのスプーンですが、ご飯を食べる為には必至に枝を探す必要があります。頑張って自分で作ったスプーンを使いご飯を食べられますし、他のスプーンとは明らかに違い思い出が詰まってますし、絶対に楽しいはずなんです。これは確実に面白いという自信があったので、是非試作して誰かに使ってもらいたいと思ったんですね。
そんな時、このアソビザプロジェクトに参加している同僚の原田さんが子供とキャンプに行くと聞き、キャンプに間に合うように作ろうと、バンダイナムコ研究所の金属加工が得意な芳賀(はが)さんに相談し作ってもらう事にしました。



上の写真が完成した試作品になります。実際の製品にするならば薄めのステンレス板を打ち抜き、プレス加工をして作りますが、打ち抜き金型とプレス金型にはものすごく費用がかかるんです。口の中に入るものなので切断面のバリ取りや研磨が必要かもしれません。そこで今回は製品の試作というより、これで子供たちがどう行動するかというのが見たかったこともあり、市販品の改造という形で実現する事にしました。

なるほど、スプーンもフォークも2つのパーツが合体したような形状になっている理由はそういったことなんですね。

遠山:そうですそうです。なのでスプーンとフォークは柄のパーツを切断し別のパーツと接続させる必要がありました。そこでシンプルで出来るだけ切断が容易な柄の平なものを探してきました。

遠山:枝を差し込むパーツは、先がちょっとすぼまった円筒で多少開いているステンレス製のものを探しました。すると、ちょうど良いものが園芸用品売り場に売っていました。ステンレス製のスコップが欲しい要件にピッタリだったんです。そこでマイナスドライバーをスコップの本体と柄の隙間に差し込みむりやり外しました。こじったので細かい傷が付きましたがここは芳賀さんにヤスって滑らかにしてもらっています。切り離したそれぞれのパーツはアルミのリベットで固定しています。このリベットを固定するのに芳賀さんは専用の治具を作らねばならず相当てこずったようです。

簡単そうですがいろいろ苦労があったんですね。

遠山:そうですね。しかも口に入るものですから、バリや衛生面には相当苦労したみたいです。

…すみません、先ほども出てきていましたがバリってなんでしょうか?

遠山:あぁ、バリは削ったり切ったりした時に生じる鋭利な部分ですね。ステンレスは硬いし粘るので削るのも大変なようです。

なるほど、パッと見ただけではわからない様々な見えない苦労があるんですね。

遠山:リベットはハンマーで叩き潰して固定しているのですが、輪の内側に特殊な治具を作って叩かねばならず結構苦労したようです。芳賀さん手間のかかる作業の連続、本当にありがとうございました。

そんなこんなで試作品が完成し、早速原田さんの息子さんにキャンプで使ってみてもらいました。

遠山:ここのキャンプ場は枯れ枝がたくさん落ちていたそうです。「ご飯の前に面白い枝を捜してこーい!」という原田さんの緊急指令に従い、息子さんは森の中を走り回りあっという間に枝を拾ってきたそうです。

世界に1本の自分だけのスプーンとフォークが完成!

いいですねこれ、大人でもやってみたいと思いますよ。私もやってみたいです!

遠山:僕もやってみたいと思いました。

ご自身が発案者じゃないですか(笑)ぜひ体験してもらって、感想を聞きたいです。

遠山:ですよね(笑)原田さんはお友達のご家族と一緒にキャンプに行っていたそうですが、お友達のお母さんやお子さんにもうらやましがられたそうです。

遠山:息子さんは自作のスプーンとフォークを大変気に入り、この後の旅行中もずっと使ってくれたようです。柄の部分の木は生木だと腐ったりするので、良く乾燥させてクリアーラッカーなどをたっぷり塗り仕上げると長く使えると思います。オイルステインとかで仕上げても良さそう。

これ製品化できるといいですね。子供たちの思い出作りにもとてもいいです。帰ってきてからも使えると特別感もありそうです。

遠山:そうなんですが、型代が結構な額かかるのでものすごくたくさん作らないと元が取れないんですよ。SDGs的な考え方で夢とロマンある製品作りが出来たら素敵ですよね。アウトドアブランドの方とか、どなたかコラボしませんか〜?

良いですね、この記事をご覧になっている方でご興味ある方は是非ご連絡を!遠山さん、今回も面白い発明品のご紹介ありがとうございました。



(C)BANDAI NAMCO Research Inc.


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